バスドライバーがストライキ！日本では考えられない珍事件

バスドライバーがストライキ！日本では考えられない珍事件

今日仕事に向かう際にバスに乗ろうとしたら、運転手さんに『今日は無料だから』と言われ、内心？？となりながら、きっとバスの故障かな（たまに故障で無料の時があります）と思っていたら、帰りのバスでも『運賃はいらないよ』と。

不思議に思って、オージーのパートナーに話したところ、なに食わぬ顔で『あー、それトランスリンクでストライキがあったからだよ』と言われました。

確かに振り返ってみると、運転手さんたちはいつもの制服ではなく、私服だったので不思議に思いました。

トランスリンクは、ブリスベンの電車、バス、フェリーをまとめている政府の一つで、その運転手さんたちはシティカウンシルに所属しています。

日本でいうと、区役所や市役所に勤めている人と同じような感じ。そんな人がストライキするの？！と私はとても衝撃を受けました。

今回のストライキの理由は大きく２つ。

一つは、安全性。以前、バスドライバーさんが油をかけられた後、火を放たれて殺害された事件がありました。

その事件を受けて、安全面に問題があるんじゃないかということ。

二つ目は、お給料。仕事に見合った正当なお給料が支払われていないと訴えているようです。

大きな会社やスーパーマーケット、お医者さん、政府や警察官などでは、部下たちがユニオンというものを作っていて、何か上司に訴えたいことがあり、そのユニオンの大半がそれに同意した場合に、本日のようなストライキが起こるようです。

今日はバスのストライキがメインだったようですが、明日は電車にも影響があり、運行しないバスや電車がある可能性があるようです。

日本ではこのような大掛かりなストライキが起こることはないと思いますが、オーストラリアではたまにあることのようで、オージーは動じないみたいです。

みんなで力を合わせてこのような形で上の人間に意志を伝えるのも一つの方法なんだなと知り、少し感心しました。

ただし交通機関が動かないのは困るので、いい方向に物事が進むことを願っています。