"Foreigner"という言葉。直訳すると「ガイジン」
それを聞いた、外国人が不快な気持ちになるという話は
聞いたことがある人も多いことでしょう。
でも、未だに耳にしますよね。
今日は、どのように言ったらいいのか、まとめます。
1.Foreignerのニュアンス
"Foreigner"のニュアンスは「外の人」という意味。
日本は単一民族の国。
99%の人が日本人で、日本語を話す。
だからか、「外から来た人」と区別したくなるでしょうね。
つまり、"Foreigner"は
「外の人」「その土地に所属しない人」「よそ者」を
表します。
何年も日本に住んで、日本語を話し
その土地に貢献していても"Foreigner"と呼ばれる人もいる。
いつまでたっても、「内」に入れてもらえず
悲しい気持ちになっている人もいるはずです。
少なくともオーストラリアは
いろんなバックグランドを持った人がいるので
「オーストラリア人」か「よそ者」かで
区別する意識すらありません。
2.「ガイジン」も同じ
「ガイジン」も英語で言う"Foreigner"と同じです。
今や「ガイジン」が英語として使われている(SushiやTempuraと一緒)ので
外国人が自虐的に、
I'm a gaijin. というのはアリだと思いますけどね。
ひどい人になると、
私の知り合いにもいますが(苦笑)
オーストラリアにいながら
オージーたちのことを「ガイジン」と呼ぶ人もいるんです。
つまり、Non Japaneseのことを「ガイジン」って呼んでいるんでしょうね。
ここでは、完全に私たち日本人が「ガイジン」なんですけどね。
もちろん、日本語では「外国人」または「〇〇人」と国籍で呼ぶのが
正しいです。
3.「外国人」を差す最適な表現は?
では、どうやって呼んだらいいのか。
(1)名前が分かる場合は、名前で呼びましょう。
He is Joe. (彼はジョーです。)
(2)国籍が分かる場合は、国籍を使いましょう。
He is an Australian. (彼はオーストラリア人です。)
He is from Australia. (彼はオーストラリア出身です。)
(3)外国人を称して言うときは、以下を参考にしましょう。
People from different countries. (いろいろな国の人たち)
People from overseas. (海外から来ている人たち)
(4)その他
他にも、留学生なら International Students
とか
観光客ならVisitorsとかInternational touristsなどが
使えるのではないでしょうか?
4.まとめ
うっかり、相手が傷つく言葉を使うのは避けたいもの。
この機会にしっかりとインプットして、
感じのいい英語を使いましょうね♪
日本語堪能、現役英語教師の夫と、そこそこの英語力で日本語教師のワタクシは、言語オタク。言葉について語ると止まらない・・・(笑)それでも、言語学習に苦労した私たちだからこそ、これから勉強するぞ!という人の相談に乗れるはず。
2人の子どもは、英語と日本語の2言語、オーストラリアと日本の2文化をバランスよく吸収し、バイリンガル・バイカルチャーで育っています。
趣味は、ブッシュウォーキング。料理と食べること。読書。
ゴールドコースト渡航前に聞いてみたいこと。
オーストラリアの教育事情。バイリンガル育児のこと。英語学習のことなど、お気軽にお尋ねください:)
【アメブロ】http://ameblo.jp/englishcoach2017/
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