メルボルンから飛行機で一時間 タスマニア
メルボルンから飛行機で一時間 タスマニア
先週はタスマニアに旅行に行ってきました。
タスマニアという名前は日本人の私たちにとってあまり馴染みがないかもしれません。
位置的にはオーストラリアの南部に位置するメルボルンよりさらに南にある離島です。
メルボルンは下の方の濃い青で、タスマニアはその下にある緑色の部分です。
タスマニアで検索をかければたくさんの情報が出てきますので、タスマニアの誇る世界遺産や自然の豊かさについては省略しようと思います。
タスマニア
ー総面積:陸地68,401km2(大きさ的には北海道の約80%ほど)
- 総面積 | 90,758 km² (7位) |
- 陸地 | 68,401 km² |
- 水域 | 22,357 km² (24.63%) |
東京都
ー総面積:陸地2190.93km2 ⇨東京都と比べるとタスマニアは約31倍も大きいのです。
ところがです。
タスマニア
ー総人口:512,000人 (2012年3月末)
東京都
ー総人口:13,613,660人 (2016年6月末)⇨タスマニアの人口は東京の約26倍も少ないのです。
東京より30倍も大きくて、26倍も人口が少ないタスマニア。人口密度は
タスマニア
ー人口密度:7.24km2 (2012年3月末)
東京都
ー人口密度:6,210km2 (2016年6月末)⇨タスマニアの人口密度は東京の約857倍も少ないのです。
つまり広大な敷地に人がいないというのがタスマニアです。
そんなタスマニア、歴史は新しく、1642年(今から374年前)に発見され、その161年後(1803年、今から213年前)にシドニーからこの離島に囚人とその看守が植民されました。
島には原住民アボリジニがいたので、植民の始まった1803年から1830年代の約30年間(今からたった200年くらい前の話です)はタスマニア島の少し上にある小さな島(フリンダーズ島)へ強制移住させ、純血のタスマニア・アボリジニはハンティングなどの悲劇を経て、1876年(今からたったの140年前)に絶滅したと言われています。
(Wikipedia, https://ja.wikipedia.org/wiki/タスマニア州)
そんなタスマニアでは、現在のオーストラリアの銃規制のきっかけとなった銃による事件が今からたったの20年前(1996年)にありました。私が子供の頃にはタスマニアでは自由に銃を持つような、そんな場所だったのです。
地理的に非常に恵まれた自然の豊かな場所として名が通っていますが、こう言った背景からも、「手つかずの自然が残っている」ことが浮かぶのではないでしょうか。
実際に車で北から西、東から南と全土を回っていましたが、人口200人程度の村があったり、600人くらいの村があったり、その小さな村と村をつなぐ道は360度自然しかないところになんとか道路を作ったような、本当に自然の豊かな立地に、静かで、人が少なく、綺麗な水に綺麗な空気、植物や動物の多い自然療法を行っている私には本当に魅力的な場所で、多くの自然からのエネルギーと力強さを感じる旅でした。
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メルボルンから飛行機で一時間 タスマニア
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