ブルックリンのQトレイン
ニューヨークの移動手段といえば、Subway!New York Cityを網の目のように張り巡らす地下鉄ですね。
基礎知識になりますが、アルファベットと数字でラインがわかれており、実はそれぞれのラインにそれぞれの個性があって面白いです。
今日は僕がいつも利用しているライン、Qトレインについて書きたいと思います。
Qトレインといってもマンハッタンのミッドタウンを過ぎてからはまた雰囲気が変わってくるのですが、これから書く話は"Brooklynからマンハッタンに入るまでの"Qトレインのお話です。
BrooklynのQトレインは、フルトンモールで有名なデカルブから始まり、Brooklynの新しいシンボルにもなりつつあるアトランティックバークレーセンター、プロスペクトパークの東側を突き抜けてダウンタウンへ、終点のコニーアイランドを目指します。
もしかしたら日本の皆さんも聞いた事があるかも知れませんが、ニューヨークの地下鉄と日本の地下鉄と全く異なるところが一つあります。
それは、電車の中で踊る、歌う、楽器を弾く、、などという事が当たり前のように行われているという事です。
僕がマンハッタンへ仕事に行く時は、最寄りのブルックリンのQトレインの駅から乗ってマンハッタンを目指すのですが、このQトレインは「ここはライブハウスか?」と思うくらいの勢いでパフォーマンスします。
このパフォーマンス、ニューヨークに初めて訪れた時にはテンションが上がりました。
電車の中でのポールダンスのようなダンスや、ギターをもって歌う人をみて
「やっぱりニューヨークは凄いところだな~!」
と感激しました。
8年経った今、ハッキリ言って地獄です。笑
想像してみて下さい。
毎日、、毎日です。通勤で音楽を聴いたり、本を読んだりしている中、いきなり爆音で音楽が流れだし、ぶつかりそうな勢いで踊ったりするのです。
ある時は、ダンスが始まったと思って前の車両に移動したら次の車両で女の子がギターを持って凄い勢いで歌ってたといった事もありました。
このQトレインがパフォーマー達の餌食になる理由は何個かあります。
まずニューヨークの地下鉄には何個か形があるのですが、Qトレインは車両の真ん中につかまる某みたいなのがあるのです。
ダンサー達がこれに足を引っ掛けて踊ります。
もう一つの理由は、Qトレインはデカルブからマンハッタンのカナルストリート駅に入るまでの間橋を渡っていくので駅と駅の間に時間がある程度あります。
このパフォーマンス、当然警察の人に見つかったら怒られるので(詳しくは知らないですがたぶんチケットを切られるのかな?)駅に到着した際にはやめてないとなりません。
つまり走ってる間しか基本出来ないのです。
なので、Qトレイン沿いにお住まいでお困りの人は、車両の一番端のドアの近くに座る事をオススメします!
ほとんどのダンサーは真ん中の某に足を引っかけて踊るので、一番端に座ればぶつかる心配もありません。
歌を歌う人、楽器を弾く人が現れたら僕はヘッドフォンの音楽と混ざるのが気持ち悪いので、「諦めてその人の歌を聞く」事にしてます。笑
ですが、こういったストリートでのパフォースがきっかけでアーティストとして成功するのは中々難しいのが現状。
例えば同じようなジャンルで、関節を曲げていくダンスでダンスチームを持ってる友人がいるのですが、その子のチームはちゃんと色々なプロモーターと話して大きいイベントでパフォーマンスしたり、ナイキがスポンサーについていたりするし、他の周りのアーティストも本気でやってる子達は良いスタジオに入ってクウォリティーの高い楽曲を制作し、レコードレーベルと話をしたりする事に時間を費やしています。
それでも表現する事は自由な国、それがアメリカです。
とにかくQトレインにはお気をつけて!逆にパフォーマンスを見てみたい人はぜひ乗ってみて下さい!
さて、話題は変わりますが実は毎月更新するオンラインラジオをやってたりします。
アメリカでヒットしているヒップホップ、R&B、レゲエの新しい曲を中心に古い曲なども織り交ぜてミックスしてます。もし興味がある方がいたらぜひBGMとして聴いてください!
じゃ、そういうことで。
アメリカでの生活、音楽、ファッション等の情報を発信していきたいと思います。皆さん宜しくお願いします!
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ブルックリンのQトレイン
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