都会の中の大自然が教えてくれること
今回私は、東京都内にありつつも、大自然を体感しながら体験できる陶芸教室にお邪魔してきました。聖蹟桜ヶ丘駅からバスで15分程行った先にある「想工房」さん。オーナーの嶋田さんが1人で営まれています。とても親しみのある方で、昔はよく作品作りに専念していたそうなのですが、今では”人に喜んでもらいたい”という気持ちが大きく、この陶芸教室「想工房」を始めたそうです。それでは早速、体験の様子を見てみましょう。
モデルを見て、どんな作品を作るのか形を決めよう
飾られている作品をモデルにして、自分がどんな作品を作るのか決めて行きます。難しいかな〜?なんて考えなくて大丈夫です!オーナーさんが丁寧に教えてくださいます♪
モデルを決めたら、この粘度のような土をコネコネして行きます。
粘度遊びをしているような感覚ですね。た〜くさんコネコネします。
待っていました、電動ろくろの出番です!
ここからは皆さんもご存知「電動ろくろ」の出番です!土の振動を手で感じ取っていきます。このとき、どんなものに仕上げたいのかきちんとイメージをしておいて下さい。自分が作りたいのは「湯のみ」なのか「御飯茶碗」なのか。これだけでも大分仕上がりがが変わると思います。
ここの最初の段階までは、オーナーさんがやってくれます。ここから、私たちが形を作り上げて行きます。
このように丁寧に教えて頂けます。下から厚みを探るようなイメージで上に持ち上げて行きます。このときの注意点として、左手は絶対に乾かしてはいけません。前に置いてある水に何度も付け、必ず湿らせておきます。このとき右手の肘はずっと上げておきます。この段階では、厚みを揃えることが第一です。手で土の振動を感じることを存分に楽しんで下さい!
厚みが揃ったら、口の部分を整えます。私は今回御飯茶碗を作ったので、口を大きく広げてみました。口はとても大事な部分で、使う人への気遣いを表します。それから、筆を使って仕上げて行きます。作っている最中に、オーナーさんに今までで面白い作品を作った方はいたか聞いてみました。なんと回答は幼稚園児の作品が、まだなんの型にもはまらない作品を作り上げ、傑作ができるのだそう。私たちのような大人はいろんな経験を積んで来て「湯のみと言ったらこの形」という型ができてしまっているけれど、まだなにも学んでいない幼稚園児にとっては「湯のみと言ったら・・・」なんて常識はないのでしょう。是非、作品を見てみたいですね。
出来上がり
作品が出来上がったら、このように切り離して行きます。
最後に、この色表を見て色を決めます。これで全ては終了になります。
オーナーの嶋田さんが最初におっしゃっていた「人に喜んでもらいたい」という思い、見事に伝わっていると思います。作品が出来上がった後の喜びと、焼き上げて三ヶ月後に届く楽しみが一気に喜びとしてこみ上げて来ました。
焼き上がりは、「酸化」か「還元」かで期間が変わります。2〜3ヶ月と思っておくと良いと思います。自分が作った器から15%縮まるそうです。
想工房
内装はこんな感じです。
元々建築士だったオーナーさんによる暖かい造りになっていますね^^
こんな可愛い作品も発見しました!!日本酒好きな私にとって、見て見ぬふりはできないです。(笑)
可愛いペットのワンちゃんたちもお出迎えしてくれます。大人しくて愛らしいワンちゃんです♡
目の前に広がる大自然を見ながら電動ろくろを回し、土から1つの物を作り上げる。是非皆さんも、大都会のど真ん中で大自然を感じ取ってみてはいかがでしょうか?
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都会の中の大自然が教えてくれること
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読んだ後は白犬が心を鷲掴みしてくけどw
陶芸はやってみたいことのひとつなのですごく興味深い!!
色の種類がそんなにあるなんてびっくりです!
黒のわんちゃん、一瞬熊かと思いました。笑