【アメリカ文化を知ろう!その6】クラフトビールを飲もう!(その2)
今回も前回に引き続き、クラフトビールの種類について見ていきます!
(アメリカンクラフトビールの世界、もっと見ていきましょう!)
エール以外のクラフトビール
▪︎India Pale Ale - IPA (インディア・ペール・エール)
これは前回紹介したエールのカテゴリーに入るビールなのですが、別に書くのにはちょっと理由が。
というのも、アメリカのクラフトビールでとっても人気なのが、このIndia Pale Ale、略してIPAなんです。
普通のペール・エールとの違いは、そのホップ風味の強さ。かといって苦すぎるわけではなく、シトラスやフルーティー、花の香りがたっぷり楽しめるビールなんです。
この軽すぎず重すぎず、さわやかな風味が広がるIPAは人気があるので、どの会社もこぞって新しいIPAを作り出しています。私も大好きなビールです!
ただ、アルコール度が少し強めなので、たくさんは飲めません。
有名なクラフトビール:New Belgium Brewing Company Ranger IPA
Firestone Walker Brewing Company Union Jack
▪︎Lager(ラガー)
日本にあるビールはラガーが主なので、これは説明する必要ないですよね!
エールとの違いは、低音で発酵させるという点です。モルトの香りが強く、少しの甘みが楽しめます。ホップの風味は少なめです。
有名なクラフトビール:Great Lakes Brewing Company Eliot Ness
Chuckanut Brewery Vienna Lager
▪︎Belgian Style(ベルジアン・スタイル)
特徴あるビールで有名なベルギー。そんなベルギースタイルのビールは、Belgian Styleとして作られます。ベルジアン・スタイルの中にも色々ありますが、基本的なものばBlonde Ale。金色に近い明るい色で、軽い味わい。特徴ある少しツンとスパイシーな香りが広がります。
有名なクラフトビール:Uinta Brewing Company Monkshine Blonde Ale
Marin Brewing Company Tiburon Blonde
▪︎German Style(ジャーマン・スタイル)
ビールで一番有名な国といえば、おそらくドイツ。ジャーマン・スタイルで有名なビールはPilsener(ピルズナー)です。金色に近い明るい色で、口当りは軽く、ホップの風味は中くらいから強め。アルコール度も比較的低めなので、ぐいぐい飲めてしまいます。
有名なクラフトビール:Snake River Brewing Company Paintbrush Pilsener
Victory Brewing Company Prima Pils
▪︎Lambic(ランビック)
普通のビールは苦すぎてどうしても飲めない、という人は、ぜひこのランビックを試してみてください。ベルジアン・スタイルのビールのうちの一つで、フルーツが主な原材料に使われているので、ビールとフルーツジュースの間のような飲みやすいビールです。
酸味がとても強いのが特徴ですが、甘みもあり、苦くはありません。チョコレートのデザートなどと合わせるのも良いですよ。
有名なクラフトビール:New Belgium Brewing Company Transatlantique Kriek
Upland Brewing Company Cherry Lambic
Lambicがまだまだビールっぽくて嫌!酸っぱいのは無理!という人は、ジュースにもっと近いCider(hard ciderとも呼ばれます)サイダーがオススメです。
他にももっとたくさん種類はあるのですが、キリがないのでこの辺でやめておきますね(笑)。
次は、ビールを頼む時に使えるフレーズなどを紹介しますね!
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。
現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。
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【アメリカ文化を知ろう!その6】クラフトビールを飲もう!(その2)
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